◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆vol.43-2010.08.24
      
   ☆☆☆ Weekly Accounting Journal ☆☆☆

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こんにちは、エキスパーツリンク/エキスパーツ税理士法人の紺野です。日本
の会計基準はIFRSに近づき(コンバージェンス)、さらにその後IFRSが強制適
用(アドプション)されます。一方で税制も改正されており、上場会社及び上場
準備会社の決算・経理実務は今後も引き続き、目まぐるしく変化していきます。
これらのエッセンスを出来る限り、分かりやすくお伝えします。仕事の合間に
軽くどうぞ!

文中意見にわたる部分は僕の私見にもとづきます。このメールマガジンの情報
をもとに実務に適用される場合には、監査法人さんや顧問税理士さん等にご確
認ください。もちろん、エキスパーツリンク/エキスパーツ税理士法人でもま
ずは無料で検討させていただきます。

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本メルマガでは、より皆様のお役に立てる情報を配信したいと考えております
ので、普段の決算・経理・税務実務全般について、ご質問、ご相談等ございま
したら、どんな小さなことでも結構ですので、是非教えてください。必ず何ら
かのご回答差し上げます。
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◆◇今週のCONTENTS◆◇
1.[税務]グループ法人税制の留意点(その5)
2.[IFRS]「顧客との契約から生じる収益」の和訳
3.[IFRS]オペレーティング・リースまで!
4.[最新J-GAAP]「資産除去債務を合理的に見積」
5.[編集後記]

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1.[税制]グループ法人税制(その5)
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というわけで、債務超過の子会社を清算する場合、子会社では期限切れ欠損金
の復活により清算時に課税されることはないはずですが、これにより青色欠損
金がなくなってしまい、親会社で引き継ぐ欠損金がない、なんてことが起こり
えるわけです。

で、親会社ではどうなるんでしょうか?

前回の例示では、親会社に分配する財産はありませんので、従来であれば、子
会社株式の金額が全額、損金に算入されたのですが、今後(2010年10月1日以降
の解散)は、これ自体は損金に算入されません。

税務申告上、どうなるのか?

損金に算入されない分は、資本金等の額から減算することになるのです(法人
税法施行令8条1項19号)。親会社の資本金等の額からですよ!

ですから、子会社に投資して何年も経つんだけど、どうしても事業が上手くい
かず、過年度の欠損金が期限切れになったりしている場合、解散の時期を今年
の10月1日以降にしてしまうと、親会社で損金算入できない!なんて事態が生じ
る可能性がありますからね。ご注意くださいませ!

じゃ、税効果はどうなりますか?

このあたりは前も書いたかもしれませんが、10月1日以降に解散がずれこむ場
合、あるいは解散の予定がないような場合、シミュレーションが必要ですよね。
従来からこの子会社株式の減損分については、回収可能性があるのなら繰延税
金資産を計上しているでしょう。

これにつき、子会社の欠損金が上手く引き継げるようであれば、依然として税
効果があるものとして、繰延税金資産の計上を継続できるでしょうけれども、
子会社の欠損金が上手く引き継げない場合、繰延税金資産の取り崩しが必要に
なってきますので、ご注意ください。

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なお、平成22年度税制改正に係る法人税質疑応答事例が公表されています。ご
参考までに。

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2.[IFRS]「顧客との契約から生じる収益」の和訳
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企業会計基準委員会(ASBJ)から、IASBとFASBの共同提案となる『「顧客との契
約から生じる収益」の公開草案』の和訳が提供されていますのでご紹介いたし
ます。

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『コアとなる原則は、企業に対して、顧客への財又はサービスの移転を描写す
るように、その財又はサービスと交換に企業が受け取る(又は受け取ると見込
まれる)対価を反映する金額により、収益を認識するよう求めている。』とい
うことだそうです。

なんだか、日本の実現主義と似ているような…。

収益認識のステップは以下のようになります。
(a) 顧客との契約を識別する。
(b) 当該契約における別個の履行義務を識別する。
(c) 取引価格を決定する。
(d) 別個の履行義務に対して当該取引価格を配分する。
(e) 企業が個々の履行義務を充足した時に収益を認識する。

いずれ内容の詳細も検討しましょう!

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3.[IFRS]オペレーティング・リースまで!
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オペレーティング・リースも資産負債計上ということになりそうですね。前か
ら言われていましたが、今回公開草案が出てしまいまして、実現しそうです。
IASBは2010年8月17日、リース会計に係る公開草案を出しています。

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2011年位からの適用になりそうですよ。

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4.「資産除去債務を合理的に見積」
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三月決算の第一四半期の四半期報告書の提出もひと段落しておりまして、開示
状況をEdinetで検索してみました。

まずは「建設リサイクル法」。このキーワードは結局、一件もひっかかりません
でした。ただ僕が関わっている上場会社の方々に当該再資源化義務の検討状況
につき、お伺いしたところ、監査法人からやはり計上すべきというトーンで迫
られたというお話を聞きました。今後第1四半期を迎える方々のお話もうかが
いたいところです。

次に「資産除去債務を合理的に見積」です。資産除去債務を合理的に見積もるこ
とが困難として計上していない場合の注記です。オフィスを賃借しているよう
な場合でも、何らかの見積りにより、計上すべきであるといわれているはずで
す。このキーワードだけで検索すると133件ヒットします。これはどう評価すべ
きでしょうか。少ないとみるべきなのかどうか、僕は意外と多いのかもしれな
いと思いました。なかには営業形態から、ある程度の資産除去債務が推測され
るものの、一切計上していない例もあるようです。「資産除去債務」はどうも
適用状況にムラがあるような気がしてなりません。あくまで推測ですから、悪
しからず。

「アスベスト」や「PCB」でもヒットします。今後開示を行う皆様は色々と検索
してみてはいかがでしょうか?

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5.[編集後記]
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お休みいただきました。
一部ご迷惑をおかけしたかもしれません。申し訳ございませんでした。

伊豆の下田に行ってきたのですが、「まだまだ若いんだっ!」とばかりにやた
らムキになってプールやら海やらで泳ぎまくっていたのですが、調子に乗りす
ぎてプールで子供と接触して右胸から肩にかけて打撲気味。最終日には相当に
消耗し、さらには夏風邪をひいてくる始末で、まあ、休みにいったのに相当疲
れて帰ってきました。ははは。普段から運動してないとダメですね...。

ちょっとした事件といえば、妻の学生時代のお友達がたまたま同じホテルの同
じ階に遊びにきていて、びっくりでした。夜は一緒にプールサイドで花火をし
ました。一年に一回も会わない位なのに、面白いものですね。

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*発行人: エキスパーツリンク
 公認会計士・税理士・公認内部監査人(CIA) 紺野良一
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